おだしの気ままな生活

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Bluetoothイヤホンを再考する その2

おだしです。

その1にて完全ワイヤレスイヤホンに求めるものを書きましたが、実際に候補となった2機種について比較検討します。 u-taro.hatenablog.jp

AVIOT te-D01d

AVIOTという日本の新興メーカーの製品です。 製品名が似ているものが多いですがこの中の"d"を候補としました。長時間のバッテリー持ちと"Japan Tuned"が売りだそうです。

https://aviot.jp/product/

バッテリー持ち

バッテリー持ちは条件によっては驚異の100時間!これは充電機能付きケースのサイズを大きくし、その分バッテリー容量を大きくしたためです。可搬性を多少犠牲にしてバッテリー持ちを優先させたようです。これは全ワイヤレスイヤホンの中で最長なのではないでしょうか?また、おまけ機能としてケースからスマホの充電もできるようです。モバイルバッテリーを持ち運んでいる方は荷物を減らせて良いのではないでしょうか。

音質

" Japan Tuned"と称し、日本人向けの音質チューニングをしたとのことです。正直日本人向けのチューニングというのはよくわかりませんが、試聴してみた感じではかなり重低音が強めです。

切れにくさ

完全ワイヤレスイヤホンはBluetoothの接続が切れやすいものです。te-D01dは切れにくさにも重視しているとのことでアンテナパターンにもこだわったそうです。 また、QCC3026を搭載しており将来的にはTWS Plusを利用可能です。

デザイン

サイズは小さく、耳から飛び出してフランケンシュタインになる心配はなさそうです。ただ、なんとなくオタクっぽさがあるような気が…いいっちゃいいですけど。

価格

2019年4月末の時点では12000円前後でした。スペックの割にリーズナブルかなーという印象です。

NUARL NT01AX

中国から日本への輸入業者が母体となった会社のNUARLというブランドから発売されています。公式サイトはやたらおしゃれでちょっと見にくいです。

https://nuarl.com/nt01ax/

音質

公式ページによると、 "クリアな音質と広い音場感を再現する特許技術「HDSS」を採用することで、カナル型イヤホンにありがちな頭内定位を防ぎ、厚みと立体感のある自然な音の広がりを再現します。" とのことです。実際に視聴してみるとHDSSの効果はわかりませんが、te-D01dと比べると特定の音域が特に強いということはなく全体的にバランスが良い印象でした。こちらのほうが聞き疲れしにくそう。

切れにくさ

こちらもアンテナパターンへのこだわり、QCC3026搭載である点はte-D01dと同じです。

ファームウェアアップデート

こちらはなんとスマホ経由でのファームウェアアップデート機能があるそうです。アプリは開発中なのでまだその機能は使えませんが、将来的に不具合の修正や機能の改善が行える余地があるのは素晴らしいことです。

デザイン

個人的にはゴールド調で高級感があると思います。このへんは好みの問題ですね。ただ、te-D01dとの明確な差が一点だけあり、それはボタンの配置です。完全ワイヤレスイヤホンは側面にボタンがある場合が多いですが、ボタンを押すときは耳の奥に押し込む動作になり、耳に悪い気がします。しかしNT01AXは上面にボタンがあるためその心配はありません。個人的には結構嬉しいポイント。

価格

2019年4月末の時点では18000円前後でした。ほとんど同スペックのte-D01dと比べると高いです。

検討結果

価格は少々高いですが、音のバランス、デザイン、ファームウェアアップデートへの期待を込めてNUARL NT01AXを購入することにしました。 実際に使用してみた感想は後日書きます。

以上です。